5.1  5.2  5.3  5.4  R5

5.4 いちごが好きです (2)

I Like Strawberries (2)

女性名詞の主格と対格  Feminine nouns (nominative & accusative)

昨日(Lesson 5.3)の続きだよ。「僕は苺が好きです。」って言うために、名詞の複数形主格対格を学んだところなんだけど、僕にはちょっと難しすぎるかな・・・。でも、大事な事柄はこの後もくり返し勉強するみたいだから、いま分からなくても大丈夫!元気出して一歩ずつ進むよ~。

とりあえず今日は、名詞の主格と対格の違いを確認してみよう。それぞれの単語のおしりの部分をよく見てね。

主格と対格の違い
「・・・は」 → 主格

「・・・を」 → 対格

女性単数形 feminine singular

  • 語尾が a で終わる女性名詞の単数形を対格にするときは、語尾を u に変える。他は変化なし。
主格 nominative 対格 accusative
knjiga(語尾が a)    a book knjigu
sol(語尾が a 以外)    salt sol

  対格を使った例文:

Pišem knjigu. 私は本を書いています。I'm writing a book.
Trebam sol. 私は塩が必要です。(塩必要としています。)I need salt.

女性複数形 feminine plural

  • 主格も対格も同じ
主格 nominative 対格 accusative
knjige    books knjige
soli    salt(s) soli

  対格を使った例文:

Pišem knjige. 私は本を(二冊以上)書いています。I'm writing books.
Trebam druge soli. 私は別の、何種類かの塩が必要です。I need other [types of] salts.

 

男性名詞の主格と対格 Masculine nouns (nominative & accusative)

男性単数形 masculine singular

  • 活動体(生物など)とそうでないもの(不活動体)によって変化の仕方が違う。活動体の場合は、語尾に a を足す。活動体でない場合は変化なし。
主格 nominative 対格 accusative
prijatelj 男友達(活動体 animate) a male friend prijatelja
prozor 窓(不活動体 inanimate) a window prozor

  対格を使った例文:

Imam prijatelja. 私には男友達がいます。(男の友達持っています。)I have a male friend.
Vidim prozor. 私には窓が見えます。(窓見ています。)I see a window.

男性複数形  masculine plural

  • 語尾を e に変える。
主格 nominative 対格 accusative
prijatelji   male friends prijatelje
prozori   windows prozore

  対格を使った例文:

Imam prijatelje. 私には男友達が(二人以上)います。I have male friends.
Vidim prozore. 私には窓が(二つ以上)見えます。I see windows.

 

中性名詞の主格と対格 Neuter nouns (nominative & accusative)

中性単数形  neuter singular

  • 主格も対格も同じ
主格 nominative 対格 accusative
drvo 木 (語尾が o) a tree drvo
jaje 卵 (語尾が e) an egg jaje

  対格を使った例文:

Slikam drvo. 私は木の写真を撮ります。I take/paint pictures of a tree.
Kuham jaje. 私は卵を料理します。I cook an egg.

中性複数形  neuter plural

  • 主格も対格も同じ
主格 nominative 対格 accusative
drva  trees drva
jaja  eggs jaja

  対格を使った例文:

Slikam drva. 私は(二本以上の)木の写真を撮ります。I take/paint pictures of trees.
Kuham jaja. 私は(二個以上の)卵を料理します。I cook eggs.

 

「私(僕)は・・・が好きです。」の言い方   "I like/love..."

さてと!名詞の複数形と対格を勉強したから準備万端。いよいよクロアチア語で「私は(僕は)・・・が好きです。」って言ってみるね。2種類の言い方があるそうだ。(「・・・を好む」ってことだから、対格が使われるんだよ。)

1.Volim + 名詞の対格 volim + accusative

Volim jagode. 私は苺が大好きです。I love strawberries.

Volim は、「私(僕)は大好きです。」(英語では love) という意味の動詞。 jagode は、苺の対格。食べ物の好みを言うときは、名詞の複数形が使われる。苺ひとつぶだけが好きなのではなく、いちご全体が好きなわけだから。 女性名詞の複数形の場合は、主格と対格が同じ形だったね。

苺の主格と対格(女性名詞)
  主格 nominative 対格 accusative
単数形 jagoda jagodu
複数形 jagode jagode
Volim Harryja Pottera. 私はハリー・ポッターが大好きです。I love Harry Potter.

Harry と Potter は、語尾が子音なので両方とも男性名詞として扱う。上の例では、単数形(活動体)、対格。母音が続くと発音しにくいので、 ya の間に j を入れるんだって。見かけは y だけど、音では i だもんな。

動詞名詞の対格の例
Volim + 名詞の対格 私(僕)は・・・が大好きです・・・を愛していますI love ...
Želim + 名詞の対格 私(僕)は・・・が欲しいです・・・を欲していますI want ...
Trebam + 名詞の対格 私(僕)は・・・が必要です・・・を必要としていますI need ...
Imam + 名詞の対格 私(僕)は・・・を持っていますI have ...

2.Sviđati + mi se + 名詞の主格 sviđati + mi se + nominative

次は、sviđati se (to be liked) という動詞を使って言ってみるよ。直訳すると「・・・は好まれる。」という意味で、mi は、「私に」。つまり、「・・・は私に好かれています。」ってこと。「・・・は」の部分は名詞の主格(辞書の見出し語になる形)を使えばいいのが嬉しいな。ただし、sviđati(スヴィーヂャティ)が人称によって変化するから注意してね。

-am 型   sviđati se (to be liked)
単数形 singular 複数形 plural
1人称 sviđam se   I'm liked by 1人称 sviđamo se   we are liked by
2人称 sviđ se   you are liked by 2人称 sviđate se   you are liked by
3人称 sviđa se   he/she is liked by 3人称 sviđaju se   they are liked by

 

例1:私はハリー・ポッターが好きです。I like Harry Potter./Harry Potter is liked by me.

例えば、「私はハリー・ポッターが好きです」は、「ハリー・ポッター(彼)は私に好かれています」ということなので、三人称単数形 sviđa (スヴィーヂャ) を選ぶ。(注意:君自身の人称じゃなくて、ハリーの人称で選ぶんだよ!)「とても」とか、強調するときに語順が変わることも注目だ。「mi se」のかたまりがいつも2番目に置かれてるね。

Sviđa mi se Harry Potter. 私はハリー・ポッターが好きです。I like Harry Potter.
Jako mi se sviđa Harry Potter. 私はハリー・ポッターがとても好きです。I like Harry Potter a lot.
 または、
Harry Potter mi se jako sviđa. (上のように jako を文頭に持ってくるほうが一般的です。)

 

例2:私は苺が好きです。I like strawberries./Strawberries are liked by me.

「私は苺が好きです。」の時は、苺全体が好きなわけなので、苺の複数形を使うんだったよね。それで、三人称複数形の sviđaju(スヴィーヂャユ)にする。

Sviđaju mi se jagode. 私は苺が好きです。 I like strawberries.
Jako mi se sviđaju jagode. 私は苺がとても好きです。 I like strawberries a lot.
 または、
Jagode mi se jako sviđaju. (上のように jako を文頭に持ってくるほうが一般的です。)

 

例3:私はフレッドとジョージが大好きです。I like Fred and George a lot. Fred and George are very much liked by me.

2つ以上のものが対象のときは、文頭に置かれるのが一般的だそうだ。

Fred i George mi se jako sviđaju. 私はフレッドとジョージとても好きです。

 

例4:イヴァンは亀吾郎が大好きです。Ivan likes Kamegoro a lot. Kamegoro is very much liked by Ivan.

ついでにもうひとつ。「亀吾郎はイヴァンにとても好かれています」ということで、「イヴァンに」のところを与格にしなくてはいけないから、Ivanu になることに注意して!あと、「私に」という意味の mi は外してね。

Kamegoro se jako sviđa Ivanu.

その他の例文は「こちら」。See more examples here.


Exercises

下の例文のうちで、対格が使われているのはどれでしょう。 

  1. Knjiga je dobra. その本は良いです。The book is good.
  2. Ovo su njene knjige. これらは彼女の本です。These are her books.
  3. Knjiga mi se jako sviđa. 私はその本が大好きです。I like the book very much. (lit. The book is liked very much.)
  4. Volim knjige. 私は本が好きです。I like books.

(答えはこのページの一番下にあります。)

 

Exercise の答え: 対格が使われているのは4番です。「本を」好む。

 

a  b  c  č  ć  d  dž  đ  e  f  g  h  i  j  k  l  lj  m  n  nj  o  p  r  s  š  t  u  v  z  ž
A  B  C  Č  Ć  D  DŽ  Đ  E  F  G  H  I  J  K  L  LJ  M  N  NJ  O  P  R  S  Š  T  U  V  Z  Ž